仮歌シンガーとは!?歌唱バイトで副収入が得られる方法とは。

こんにちは、NKです。
今回は仮歌について、書いていきたいと思います。
私も歌を録音出来る環境を作ってから、数十件と仮歌のレコーディングしてきましたが、やはり一般にはあまり知られてないようなんですよね。
「仮歌って何?」から聞かれるので。
このページでは、仮歌についての説明と、誰でも歌いたい方なら副業として成り立つ方法を書きたいと思います。

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Contents

仮歌って何?

その名の通り、仮の歌で“仮歌”です。
色々なパターンに当てはめられるのですが、例えばアイドルやアーティストが歌う曲が決まっていて、その曲を本人が歌う前に収録するのが仮歌です。
そしてそのアイドルやアーティストが歌う曲を決める為のコンペ(コンペティション)に応募するときの楽曲に歌を入れるのも仮歌です。
コンペは全国の作家事務所に所属している作詞作曲家の方々が応募する他、一般で公募しているオーディションのようなものもあります。

今回ここのページでご紹介するのは主に、後者のコンペ応募用の仮歌のことになります。
私の経験のもと、主にネットでのやりとりをさせて頂いたことを中心に書いていきたいと思います。

どこで募集してるの?

今やネットでのやりとりも多くなってきているので、募集系の掲示板やSNS、作曲家さんのブログなどでも多く見かけます。
東京だと普通の求人サイトでも仮歌シンガーを募集しているのを見たことがあります。
他には、仮歌シンガーを登録させている事務所のようなものもあります。

私も使っていた、求人が探せそうなサイトをまとめているので、ご参考までに。

歌、声優、ナレーションの求人探しに使えるオススメサイト6選と上手な探し方
歌や声優、ナレーション等の声を使ったお仕事求人に使えるオススメサイト6つと、探し方のコツをご紹介したいと思います。

ティーアッププロモーションというプロダクションにて、仮歌やバックコーラスのスタッフ募集を見つけました。登録料も無料だそうですので、東京に面接に行ける方は羨ましいです↓


お仕事の仕方。

ネットでの求人での多くは、データでのやりとりを希望されてる作曲家も多いようです。
そうなると、自宅に録音環境が必須となってきます。

ボーカル宅録環境、機材公開!
ボーカルや声優、ナレーションを自宅で始めたいけど、何が必要なの?を何となく知ってもらえればと、宅録環境公開してみました。アマチュアでも始めやすい環境でも、それなりにレコーディング出来るようになると思います。

作曲家によって、希望される録音環境のクオリティは違います。
ある程度の環境があれば、副収入くらいだと得られると思います。
その他に、東京での求人だと、スタジオに来れる方限定で募集してる場合もあります。
こういう募集だと自宅に録音環境がなくても大丈夫そうですね。

もちろん、作曲家さんが地方在住でスタジオもあるから収録しに来て欲しいって方もいるので、近所での出会いがあれば良いですね。

ぶっちゃけ稼げるのか?

これはもう、人によります。実力次第です。
もしかすると運もあるかもしれません。

ただ、仮歌だけで生計立てれるとか、ほとんど聞いたことが無いのです。
有名な作曲家さんのお抱えシンガーさんが、1曲2万で月に10本程度のお仕事で20万、っていうのは聞いたことがありますが、
これが今も続いてるのかは知らないのです。

実際の公募してるものを見ても、1曲数千円単位が多いです。1万あればかなり良い方。
それ以上となると、自分の実力・スキルを上げて、尚且つ如何に売れてる商用音楽でのシーンで歌えるかが勝負になります。
そして数をこなせるかも鍵となります。

副業として、そして好きな歌で少しでもお金にしてみたいって人には向いてると思います。

応募する為の準備

これは仮歌だけでなく、歌関係全部ですが、自分の歌を披露しなくてはいけません。
デモテープというのでしょうか。サンプルとして聞いてもらえる音源が必要になってくるので、作っておかないといけないです。

直接スタジオ等に出向き、披露するようなオーディションであれば無くても大丈夫でしょうけど、デモテープはいくつか持っていると便利だと思います。

今はYouTube等の動画サイトで公開してる方も多いですよね。

求められる仮歌シンガーって?

納期がシビアな案件は多い。
1~2日で仕上げて欲しいとかだとまだ良い方で、音源渡してから数時間以内、しかも深夜になるけど歌って欲しいっていう要望を受けたことあります。
さすがに事前に出来ないことを伝えてお断りしました。
でもこれは、作曲家さんによって違うので、自分に合ったスタイルを選べば良いと思いますが、全般的に納期の短いものが多い気がします。

譜面を勝手に弄らない
これも作曲家さんの要望次第になると思いますが、基本は頂いたメロディを弄らない。
正確に表現するのが基本です。

歌詞やメロディを間違わない
人間なのでたま~にやらかすのですけどね。でもしっかり注意しないといけないところです。
そして間違いに気付いたとき(指摘されたとき)は速やかにリテイクしましょう。

約束・秘密を守れる
歌を入れる楽曲は未公開の状態なので、外に漏らしてはいけません。
著作権は作曲家にありますし、コンペの公開されてないものが多いです。
言いふらさない、特にネット上に書き込むなんてタブーです。
作業の後に、作業データや歌の音声データも消すように指示する方もいますが、守りましょう。

個性はいらない?
他のネット情報を見ていると、あまり個性的すぎるのはちょっと、、、という文章を見かけることがあります。
確かにシンガーは上手いに越したことはないし、滑舌をはっきりとして、っかりと音程が取れる方が色々なジャンルに適してたりはしますが、私は個性的な方もハマれば十分出来ると思っています。
歌は好みもありますので、人それぞれですし、そういう個性を求めてる方もたくさんいらっしゃいます。
ただ、自分の好きな歌を歌うだけでは無いので、激しい歌い方、しっとりとした歌い方、可愛い歌い方、クールな歌い方etc
色々なパターンを持ってる方が幅は広がりますよ。

注意して欲しいこと

仮歌をするのにお金がいるからって言うの、ちょっと用心して欲しいです。
事務所とかの場合の登録料とかですね。
またそのうち書きたいと思っていますが、音楽関係でこういうの多い気がします。
もちろん、本当に必要な経費って場合もあるのでしょうけど、個人的には仮歌で払う必要は無いかなと思います。
(数千円のサンプル作りに必要とかならともかく、数万請求されたら怖いですよね)
むしろお仕事きっちりしてバイト料頂きましょう。

たぶん、大概の方が仮歌シンガーを目指すのではなく、
プロのシンガーを目指してて、仮歌はスキルを積む通過点と思うか、
単純に歌が好きでやってみたい方とかだと思うのですよね。

これで稼げるようになればそれで良いのですが、 初めは楽器や機材購入、イベントやライブ参加などで、音楽って何かとお金のかかるジャンルなので、しっかり見極めて下さいね。

ティーアッププロモーションでは、仮歌やバックコーラスのスタッフ募集、登録料も無料だそうです。東京に面接に行ける方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか↓


最後に

仮歌のバイトについて、少しは理解して頂けましたか?
ステージで歌を披露することを思うととても華やかですが、レコーディングしてって思うと結構地味だったります。
それが1曲、2曲のうちは楽しい経験なのですが、数十曲もしてると尚更です。
それでも色々な作曲家さまの様々な個性のある楽曲を歌わせてもらいながら、自分の表現出来る範囲を広げていく。
そう思いながら私は仮歌のお手伝いをさせて頂いてます。
夢を追いつつスキルを伸ばす一つの手段があると思って頂けたらと思います。

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