ボーカル宅録環境、機材公開!

こんにちは、NKです。
今日は自宅の録音環境を公開しようと思います。
ボーカルや声優・ナレーション等の、声の宅録初心者の方の参考になるかどうか分かりませんが、どんなものが必要なのか、なんとなく分かってもらえるかと思います。
モノ自体は9年くらい前から使ってるものが多いので、これから始める方は最新のを購入すれば良いと思います。
私なりの選定基準(価格含む)も一緒に書いていきますが、あくまで趣味レベルの中でも、こんなもんでいけるかな~?くらいの軽いレベルです。
こだわり抜いたプロ環境を作りたい方はここでは参考にはならないですが、これから始めたい、デモテープ作りたいとか、軽度の仕事なら引き受けれるかなって程度の環境ですので、そういう方は引き続き読んで頂ければと思います。

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Contents

マイク

マイク RODE NT2-A 録音 宅録 レコーディング 

RODE NT2-A

声の録音するなら絶対必須。
こちらはコンデンサーマイクで、ファンタム電源が必要になってきます。
要は、マイクに電気通してあげないと動かないよ~って感じのニュアンスです。
当時お値段3万弱くらいでしたが、調べたところなぜか値上げしてて驚います;

マイク 宅録 レコーディング ライブ 

ダイナミックマイク

こちらの一般的によく見るタイプのマイクはダイナミックマイクと言います。
ダイナミックマイクはケーブルで繋いだら音が入るっていう単純なものです。
右のが10年以上前に購入したaudio-technicaのAT-VD6。
今はお値段も安いはずですが、当時は5000円くらい出したような気が。(はっきりしてないので嘘かもしれないです^^;)
真ん中のがAUDIXのOM3。こちらは数年前に購入して1万くらいですかね。

むか~しは私もダイナミックマイクで録音してる時期ありましたが、
コンデンサーの方がダントツ音がクリアーで良いです。
モノによって音が違うのはありますが、そもそもコンデンサーとダイナミックが違うものなので。
コンデンサーは録音用で、ダイナミックはスタジオ練習やライブやイベント用として持ってます。

個人的な感想としては、RODE NT2-Aは自宅で素人が使う分には問題なく使えると思ってます。
コンデンサーは繊細なのできっちり管理しないといけないとも言われてますが、私のようなずさんな管理してても9年壊れずに使えてるのは良いところです(きっちり管理・お手入れしようね!)

もう少し丸みの帯びた音にならないかな~とか思うことはあるけれど。
あとは好みもあるだろうので、口コミ見て選びました。
なかなかマイクを試す機会って無いので、マイクを持ってる人がいれば試しに使わせてもらうとか出来ればいいのですが、私はお値段で出せそうなランクで選んで使っています。

オーディオインターフェース

M-AUDIO FAST TRACK PRO オーディオインターフェース 宅録 レコーディング ファンタム電源 AIF

M-AUDIO FAST TRACK PRO

AIFともよく言いますね。
録音するときにパソコンとマイクを繋げるわけですが、そこの間に入ってくれるのがコイツです。
USBで繋げれるのが便利で初心者向き。
M-AUDIOのFAST TRACK PRO 2万円前後でした。
コンデンサーマイクを繋げれるファンタム電源が内蔵されてます。
AIFによっては内蔵されてるのとされてないものがあるので、しっかりチェックしましょう。
写真ではマスキングテープで“on”“off”と書いてますが、ここの裏面スイッチがファンタム電源。
よく忘れるのでマスキング貼っちゃいました^^;

今は別メーカーでも安いものが売ってそうな印象受けてます。
私の持ってる物はマイクを2本繋げて録音出来るようになってるのですが、正直1本しか持ってなくて声録りオンリーだとあまり必要じゃないっていうか、使ったことないんです。
楽器使う方は別でしょうけど、自分の使い道考えてラインが1本ものだともっと安くで売ってますね。

マイクケーブル

録音用のマイクケーブルはZAOLLA(ザオラ)を使っています。
3mのケーブルで確か1万円くらいだったはずですが、今はお値段が上がってるようです。

ケーブルは出来るだけ良いものを使った方が良いでしょう。
せっかくマイク等をそこそこのものを使っていても、ケーブルが安ければ台無しになることも。

ZAOLLA以外に、CLASSIC PROのケーブル(500円くらい)も購入したことがあって、音の比較が出来たのですが
全然違う仕上がりになります。
CLASSIC PROというのはサウンドハウスの激安ケーブルで、私もパフォーマンスの練習用に購入してるので、
そもそも比較するところも違うのですが、マイクは良いの買うけど、ケーブルくらい簡単なものでっていう考えは勿体無いです。

マイクスタンド・サスペンションホルダー・ポップガード

RODE NT2-A マイク ポップガード 宅録 レコーディング

私は立って歌いたいので、大きいスタンドです。
デスクに置いたりする用のスタンドも売ってます。

マイクに付いてるゴムとプラスチックのこれはサスペンションホルダー(ショックマウント)と呼ぶようで、振動から守るものです。
正直購入するときはついでに買っちゃえ、でしたがこの程度のマイクだといらない気がします。(もっと高価で繊細なマイクだといるのかも)
サスペンションホルダーなんか買わなくても、マイク購入時に大体付属品にマイクホルダーが付いてるので、確認してみて下さい。
それでスタンドに取り付けれます。

マイクの前の丸いのはポップガード。
息の吹きかけによるノイズを軽減させるものです。
あと、マイクとの距離を取るのも便利。コンデンサーはマイクと声の発声する距離で音が変わるので、1曲通しもしくは一つのコンテンツ収録は一定の距離を保てていた方が良いので、あると便利です。
巷ではストッキングを使って作るDIYもあるそうですが、面倒なので購入しました。

この3点で1万円くらいだったような気がしますが、サスペンションホルダーいらないって思うともっと安くで買えますね。
ポップガードも2000円くらいからで売ってるようです。

そして何でマイクが逆さまかって言うと、元々息の“フッ”っていうノイズが逆さにした方がマシになるって聞いて、、という理由もありますが、何より、サスペンションホルダーのせいで、手元に持った歌詞が見にくいって理由で逆さにしています。(なんだそれ、って感じですな)
ブツは全て上の方に置いて、視界はクリアーにしないと、です^^

録音ソフト(DAW)

SONAR 7 Producer Editionを未だ使っています。
SONARはどんどん新しいバージョンアップをしているので、古いソフトってことです。
でも上位版なので当時で9万円くらいだったような。
MIXに便利なエフェクトはそれなりに入っていたので、歌の編集くらいであれば今でも十分使えるのです。

とはいえ、初めからソフト購入する必要無いかなって思います。
音の編集なり作曲なり分かる人は豊富なプラグインがあった方がそりゃ楽しいのですが、分からない人からすると???ですよね。
オーディオインターフェースを購入時にダウンロード版やCD版など、ちょこっと使い始めるには十分使えそうなソフトが付属してることが多いです。
色々なソフトがあるので、ソフト自体の使いやすさ云々はあるかもしれないですが、声を録るには初めはそれで良いかと思います。

それにオーディオインターフェースの付属版はまだ購入してるうちですが、無料で使えるソフトやツールも今は結構あるのでやり方によっては使えます。
私も無料ソフトのAudacity、ノイズ除去機能のみ使ったりしてます。無料でこの機能はなかなか素敵です!

声優やナレーションをする方であれば、無料ソフトで録音出来るだけで十分かもしれないですね。

ヘッドホン

ヘッドホン オープン型 audio-technica オーディオテクニカ 壁掛け

ヘッドホン オーディオテクニカ

audio-technicaのAIRの500と300です。
オープン型と呼ばれる型で、その名の通りクローズ型もあります。
密閉されてるかどうかの違いなのですが、収録する場合は確実にクローズ型の方がオススメです。
オープンは流れてくる音がだだ漏れになるので、収録中にヘッドホンの音も一緒に入ることがあります。

音の編集や制作をしていると、ヘッドホン何時間も付けっぱなしということがあって、そうなると耳が痛むんですよね。
それでやってられるか!と、完全にグレてしまった私は、付け心地ゆるふわ系のオープン型に変えてしまいました。

お店で付け心地や多少の音の聞こえ方はチェック出来るので、試してみて下さい。
一応、収録はクローズをオススメしておきます。。

鍵盤(音のとれるもの)

ヤマハ エレクトーン EL-900

ヤマハエレクトーンEL-900

学生時代に頑張ってました。今は使われずに、メロディラインの音域の確認や、発声練習で使ってるくらいです。
一応MIDI付いてるんですよ。

ボーカルさんが音確認する程度だったら、フリーのスマホアプリなんかでも十分かもしれないですね。
オリジナル曲のキー合わせのときや、コーラスを作るようになっても、確認用にちょっと欲しいかなって思います。

パソコン

最後になってしまいましたが、絶対必要ですね。
もちろんMTR(マルチトラックレコーダー)という手もありますが、今からこれ使うってなるとちょっとマニアックなイメージも。
というのは、私もMTR使ってましたが、視覚的にもパソコンの方が断然楽なのです。
音データの扱いとか、あらゆる色んなことが画面で確認出来てやりやすい。
ボーカルは一部分の歌い直しもしたいってこともあるでしょうし、そういうときのパンチイン・アウト(要は録り直し)もパソコンのDAWの方が簡単ですね。
MTRは見た目もカッコイイし味があるな~と思うのですが、音楽制作が好きで拘ってる方か、バンドなどでスタジオ持っていきたいって時の方が良さそうですね。
話は戻りますが、パソコンはドスパラでBTO、3年前に買いました。
デスクトップのCorei5。詳細はもういいかってとこですが、マイクの電気もいるしってことで電源はアップグレードしました。



 メーカー物を買うよりはだいぶ安く手に入ります。
メーカーのは保証とメーカーの作ったソフト関連が入ってるので、使うなら良いのですが結構いらないものが多かったりしますよね。

以上、ざっくりとですが、こんな感じです。
一応社会人になってからの買い物だったので、頑張って買ってみた感じですが、学生さんだと厳しい金額になりそうですよね。
(これから歌や声優始めたいって学生さんが多いのかな~ってイメージで書いてます、すみません)
とりあえずは、録音がメインならマイクはコンデンサーがオススメってところです。
あとはマイクに合わせて周りの必要なものを集めてみて下さい。

もしもちょっと本気めで声のお仕事したいなら、機材集めはネットショップで。
あくまで初心者さんに向けての機材の探し方を書いてます。 それと私が10年前当時、買い物したときの何となく虚しかった話も。

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