オーディションの規模の大なり小なりはともかく、色々と受けまくってきた、NKです☆
今回は、オーディションの選び方とか見極め方を書きたいと思います。
芸能に興味はあるならオーディションに受けよう!と、皆さん思うはずです。
しかし、オーディションにも規模だったり、目的が色々あるのです。
それを知ったうえで、オーディションに受けて活動して頂けたらと思います。
ちょいちょい私の経験談とか聞いた話とか挟んでいきたいと思います^^
Contents
オーディションとは
ここで書いてるオーディションとは、必要と思える人材を選ぶテストみたいなものですね。
お仕事するときにも面接を受けると思うのですが、そういうのです。
オーディションによっては、書類選考の後に面接があったり、書類選考のみや面接のみなど、色々です。
誰もが知ってるような大手が募集するオーディションもあれば、弱小プロダクションが募集をかけてる場合もあります。
そして、事務所やプロダクションに所属する為のオーディションから、すでにある企画に参加する為のオーディションもあります。
プロダクション所属系のオーディション
所属したタレントを売り出して稼いでもらおう!と考えている事務所所属なら、実力さえあれば良い結果が出ると思います。
そしてよく勘違いされてることが多いのですが、プロダクション所属するとマネージャーが勝手に仕事を取ってきてくれる、という訳ではありません。
自動的に仕事が決まるのは売れてからです。
初めのうちは、その事務所から勧められた企画オーディションを受けていきます。
つまり受かってからもオーディションの連続で、決まらないとお仕事にもなりません。
マネージャーも売れっ子には一人専属で付くそうですが、売れないタレントを複数抱えてるマネージャーも珍しくないようです。
また、地方の小さなプロダクションにありがちなのですが、素人系のお仕事しか無い場合もあります。
モデルさんで言えば、ポートレートモデルのような、素人カメラマンを相手にお給料を貰うお仕事などです。
こういうお仕事は自分が腕を磨いたり、バイト代を稼ぐには良いのですが、ここだけの活動で他のお仕事に繋がる可能性が低いので、事務所とは専属契約でないことを確認し、他の企画などでも同時に活動出来るようにしておきましょう。
専属契約とは、その事務所以外のお仕事は事務所との相談無しでは仕事出来ないことなどを指しています。
コンテスト形式のオーディション
モデルさんであれば投票形式だったり、シンガーであればステージでパフォーマンスをして審査されるオーディションなどです。
大手の事務所や音楽レーベルが募集をかけると、何万人と集まるそうです。
純粋に優秀な逸材を探していると私は信じていますが、それでも出来レースだという噂も絶えませんよね。
ただ、もしも出来レースだとしても全てが無駄では無いと思います。
例えばシンガーオーディションがあったとして、優勝者のみがメジャーでCDデビューだとしましょう。
優勝者以外は何も無いかと言えば、そうでもないようです。
プロデューサーやプロで活躍している作曲家が良いボーカルを探しているということはいくらでもあります。
つまり実力や個性をしっかり表現出来ていれば、可能性はあるわけです。
昔、知り合いのプロデューサーが会うなり電話するなり「誰か良い人おらん?」と聞いてきたことがありました。
個人でオーディションを開くには手間の割に収穫が少ないようです。
なのでライブを見に行ったりしていたようです。
今は私も歌っていますが、当時はまだ歌っていなくてエントリーしませんでした。
コンテスト形式は、他の人にも目にとまるというところでは、メリットになります。
企画系のオーディション
すでに企画があるところへ応募するオーディションです。
例えば映画や舞台など、すでに決まっているところへ、役者や主題歌の募集があったり、ゲームやアニメのキャラクターが出来上がってるところに声優募集であったりです。
またはステージ出演など。
プロダクションに所属しないと大きなオーディションは無いと思いきや、インディーズ系のお仕事の募集は探せば意外と多いです。
実力以外にクライアントが思うようなキャラクター性が必須であったりする上、予定もすでに決まってることが多いので、細かい条件が多かったりします。
逆に言えば、条件さえクリアー出来ていれば、その条件を飲み込めない人もいるので、確率は高くなるはず。
1案件のみで終わってしまうことも多いですが、経歴として書けるので、こういうところで実力を積んでいくのも手です。
オーディションはどんな人が受けるのか
どのオーディションにも共通ではありますが、実力があるプロ級の人から、何もしたことないような素人まで色々です。
年齢も若い方が多いみたいですが、中には今から目指すの?と思うくらいの年齢層の人もたまにいらっしゃるようで。
昔所属してた事務所の人から、中学生役が欲しいときに、35歳のおじさんが「中学生に見えます!」と言って応募してきたとか聞いたことがありました(笑)
お笑い志望なのかひやかしなのか分からないですが、色んな人がいますね。
初めは緊張すると思うのですが、社会経験も含めてどんどんチャレンジするのが良いかと思います。
色々とかかってくる初期費用など
オーディションを受けるにあたって、初めに必要になってくるのが交通費です。
そしてオーディションを受ける費用が必要となることもあるので確認しましょう。
プロダクションに所属するオーディションに多いのですが、登録費や宣伝材料という写真撮影代や、レッスン代を請求されることも多いです。
オーディションと称した、レッスン生募集であることもあります。
これに関しては、小規模プロダクションも大手も同じで、大手は売れっ子タレントを看板にしてレッスン生を募集しています。
あとは企画系でも、舞台ならノルマがあったり、練習参加費など。
シンガーや声優であれば、CDを出すために必要な経費などもいる場合があります。
余程の逸材でなければ、全くお金をかけずにこの道で成功するのは難しいのは確かですが、どこにどういうお金をかければいいかの見極めはするべきです。
お金で有名になれる、お金さえあれば何でも買えるっていう意識であるのはタブーだと思います。
芸能ってそういう世界じゃないですよ。
現にそれで騙されてお金を失う人も多いのです。
自分に必要なレッスン、先生を選んで受けて、しっかりとした実力と個性を磨いていって下さいね。
それと余談ですが、私の場合では、オーディションのようなものに参加して逆に時間拘束料としてお金を頂いたこともあります。
そのときは書類審査の次に楽譜を送られてきて、当日スタジオで歌うサンプル回収テストみたいなのでした。
モデルオーディションでも昔はよく車代が出てたというのも聞きますが、最近は少ないのかもしれませんね。
まぁ、貰えたの1回くらいですけど(笑)
売れっ子になったらざらにこういうの多いんでしょうね。
羨ましいっ^^
若い女性の方へ注意してほしい
上の文章では、貰えるものは貰っておきましょう、と言いたかったのですが、特に女性はトラブルに巻き込まれないように気をつけてくださいね。
心配であれば、内容やオーディションの場所と全体の時間、車での移動が無いかなど、これらは仕事が決まってからも必須になるかもしれないですが、しっかり問い合わせしておきましょう。
成人していても嘘でもいいから「今日のことは母親にも言ってるんですよ~」とか怪しいと思ったら言うのも良いかもしれません。
誰かに知られてると思うのと、誰も知らないのと違います。
相手もこちらにスキが無いと思ったら何もしてこないです。
あくまでこれらは、私のフリーで写真撮影のバイトしてたときの経験談ですが。
今時、枕営業みたいなことはほとんど聞かないですが、こういうのはイヤなら断っていいんじゃないかって私は思っています(笑)
だって気持ち悪いんだもの。
これから目指す方へのオーディションの受け方
まず一箇所だけ受けたけど落ちちゃった、やっぱ無理なのかな?
とか思わないこと。
大手が募集する規模の大きいオーディションで何万人が集まり、人の目に止まらないインディーズ企画でも数十人~数百人はざらに集まるのです。
自分に出来そうなところは片っ端から応募する。
でも一箇所づつ、丁寧に応募すること。
たまに芸能人の売れた方で、オーディションは数十箇所も受けたんだよ、って苦労話されていますが、あれだけのスター性のある方でもそれくらい受けたって話。
別に努力したって話ではないです。数十箇所受けるのは当たり前なんです。
いくつかの経験や実績を積むに連れて、自分でも企画が組めるようになったりと、幅は確実に広がると思います。
そして未成年の方は親御さんの理解や協力を得るようにしましょう。