【NO.3】音楽レーベル詐欺というものをご存知だろうか?実際引っかかってしまったときのお話。

このページは【NO.3】音楽レーベル詐欺というものをご存知だろうか?実際引っかかってしまったときのお話。です。

最終のページになりますので、初めから読みたい方はこちらへ

1、2ページでは詐欺グループとの接触、大金の支払い、そして活動っぽいことをするにもうまく進まないまま、スタッフが消えていくまでを書きました。
最後、全てが無くなるまでどうぞ。

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支払ったお金を返してもらいたいと強く思うようになる

何だかんだで、契約してから1年近くになりました。

ここまで来たらもう無理だな、ってことで、社長喜田さんに電話&返金要求してみました。
会社がうまく行ってない状況が悲しいらしく、またもどかしいという感じでした。本当かどうか分からないですが。
「もう自分の住む家も無いんですよ・・・今はそこら辺でてきとうに。。。
僕の設立した会社ですよ、僕だって・・・うっ、うっ、うっ」

ってな感じで泣いてましたね。
そんなんで同情なんて買えないんですけど。
仕方なく、国民生活センターに相談して、クーリングオフを受けるのに内容証明送ろうとしたんですが、住所が無いって一点張りなので不可。
国民生活センターのスタッフさんがとても親身で数回電話して下さっていたようです。

それで次は無料の弁護士相談ですね。2箇所行きましたが弁護士さん曰く
「恐らく幽霊会社で確信犯である可能性は極めて高いと思う。
その分、銀行を抑えても、すでに資産を隠してると思うので、お金を取り戻せなかったら、手数料分損するよ」
とのこと。

ちなみに契約書も全部見せたのですが、
「この手の詐欺会社の割にはしっかりした契約書作ってるけど、全部アーティスト側が違反とかしないようにっていう内容ばかりで、会社が損害出した場合については書かれていないんだよ。」
とも言われました。

契約時にスッタフからしっかりと説明されてたのですが、法律の素人には分かりにくいところかもしれません。

被害者の会みたいなものを立ち上げて活動するって手もあるそうですが、被害者を集めるのも大変。

詐欺って立証難しいんだなと改めて感じましたね。。

突然、会社の社長が変わる

私が国民生活センターとか弁護士相談してる途中くらいですかね、社長喜田さんから電話かかってきました。

「社長が変わることになったので、僕はもう実質社長じゃなくなるんです。
あ、もちろん、製作の手助けくらいは出来ることはしますよ!」←ここちょっとテンション高めでわざとらしい。
社長が変わるってどういうこと???
という感じでした。
新しい社長もグルなのか?、、、で、人が変わってどうなるの?という感じだったのですが、
どうやら、いいカモを見つけて、騙して社長にさせたようです。

喜田さんには製作の相談をしたいからと言って、社長が変わった瞬間に新社長、深田さん(仮名)の連絡先を聞きました。

で、即行で状況をバラしました。

深田さん「え!社長になったら毎月大金が入ってくるよ、いい女もたくさん抱けるよって言われたんです!
えっ、えっ、この会社借金まみれなんですか?」

何でそんな騙され方をしたんだ、と呆れましたが、私も騙されてます。

私「そうですよ、事務所も数ヵ月家賃滞納してるし、お金払って製作が進んでないって怒ってる所属アーティストいっぱいいますよ。
私も動いてるし一応警察にも言うつもりですが、数名はすでに訴えてるんじゃないでしょうか」

もうとことん、トラブってしまえ!って感じでしたね。

ちなみに京都の事務所はもう滞納して使えないので、会社の住所が変わっていました。
騙されて社長になった深田さんの団地でした。

お金は諦めて、警察に相談することに

どう考えても新社長深田さんに支払い能力も、また会社をやっていくような能力も無い人なんですよね。
音楽製作や営業に対しても無知。

この時点でほぼ完全に諦めてしまいました。
お金を諦めたというのは、事件として立証されるとお金は返らなくなるからです。

警察に私が訴えたとき、その管轄の警察署にすでに2件程、訴えがあったそうです。
こういう詐欺事件って立証難しいのは、警察署ごとに情報を交換しないこと。
だから他の署で訴えがあっても、別でカウントされるそうです。
しかも、製作していた、と言うと詐欺として立証出来ない。会社がただ経営不振なだけだったというと、詐欺じゃないんです。

そして色々なところに会社を作る。
東京にN社があって、京都にH社。これだとクレームは別の警察所に届くので、被害が分かりにくいですよね。
だから一人当たり少額(数十万~100万、200万くらい)の金額で経営不振を装う詐欺は捕まりにくいんだと思いました。

丁度この時期に、ネットで調べると、喜田社長がまだ名古屋で募集しているのも見つけたところです。
同一人物か分からないし、手出し出来ないですが、このジャンルで同姓同名(本命は割と珍しい名前でした)で別人ってあるのかどうか、です。

思った以上に組織化してると感じたところ

ちなみに深田さんから、なぜだか中途半端な信頼?を得まして、色々情報提供してもらいました。

会社登記するとき(社長に変わる手続きをするとき)喜田さん以外に、別の人も来ていたそうです。
私は会ったことないのですが、矢本さん(仮名)としときましょう。

矢本さんは深田さんに名刺を渡したそうで、某プロダクションの取締役となってるそうですが、実際ネットで調べると名前は出てこず。
その代わり、本人のフルネームで探すと、別プロダクションで過去に芸能事務所のレッスン代詐欺で業務停止命令が出てるとか。

私の想像ですが、詐欺師がグループ化してるかどうかまで分からないけど、横の繋がりは少なくともあって、時に助け合うか協力してるのかなって思いました。
他にも過去に流行った2ちゃんねるでも検索しましたが、他にも東京のP社やE社なども同じ人が関わってるとか出てきます。
ここまで来たら何社が同系列で、何人が関わってるのか分からなくなります。
読んでみると、全て同じような手口の集金の仕方でした。

とにかく、この手の詐欺で騙されてお金を取られた人は多いようです。
深田さんからも何度かメールが来て、現状困ってるという内容が書かれていました。
深田さん「お金を返して欲しいという身に覚えのない架空請求の手紙が何通か来る」

私「それは架空じゃないです。アーティストからの返金要求です。身に覚えが無くても現状の社長は深田さんなので」

とメール返信したことありますね。
言っては悪いですが、ちょっとこの人、面白い感じでした。色んな意味で。
全ての被害者は把握出来ないですし、もしかすると、騙した方も把握してない可能性があります。
でも京都だけでも10人以上いると思います。
他の地方や東京の数年分含めるとかなりの人数と莫大なお金が、詐欺師に入ってるのでしょうね。。
CD製作を進めてくる以外にも、レッスン代を要求したり、登録料、ライブ代が異様に高かったら要注意です。
音楽業界だけでなく、芸能全般では気をつけたい所だと思います。

こういう世界に入るってことは、やりたいことがあっての事だと思うので見極めが難しいですが、自分で製作をしてしまうか、小さな仕事からコツコツするのが良いかもしれませんね。
本当にみなさま、お気をつけ下さいませ。。

最後に

ここ数年、こんなことに執着しても仕方ないと思って忘れていたのですが、
この記事を書くにあたって、そういえば、最近騙した人は何してるんだろーとネット検索かけてみました。

すると、初めに出した仮歌募集時の東京N社のことで、新社長にさせられた経緯を書いてる方のブログを見つけました。
京都と同じように、代理社長を立てて逃げたんでしょうね。
その方も騙された~と書いてましたが、今は自ら音楽活動されてるような感じでした。

雨にも負けず風にも負けす詐欺にも負けず!
音楽活動を続ける人も多い気がします。頑張って!
そして、喜田さんに関して、本名で検索かけてみました。
この件があった1年後、サイト製作を試みたのか、Whoisの情報が出てきました。
Whoisとはサイトを作るときにサーバー契約するのですが、自分の連絡先を公開出来るところみたいな感じです。
私もブログしてるので、調べたら出るのですが、私の場合はサーバーのロリポップが代理で提示してくれてるので、個人情報は出ていません。
で、なぜか喜田さんは知ってか知らなかったのが、全部出てたんですよね(笑)
私の携帯に登録されてる電話番号とビンゴ。住所も実家でしょうか。グーグルマップで見てみると、噂で社長の両親は○○屋だと聞いてたのですが、見事にそのお店が写真に出たので、実家の可能性は高いでしょう。
残念ながら、サイトは見れませんでした。
割と多くの人に恨まれてる可能性がある人だと思うのですが、よくやりましたね。

更に電話番号で検索。
すると、上記サイト製作から更に1年後。
地元のおじさん(おじいちゃん?)が演歌を歌ってCD出すってTwitterに書いてました。
「CD買ってくれる方はこちら→喜田さん電話番号」
そして、深田さんを新社長にさせる時に一緒にいた、某プロダクションの矢本さんの名前と電話番号も。
結局タッグを組んで詐欺活動してたんでしょうか。
その後、この演歌を歌うおじさんは更新が終わってるので、どうなったんでしょうか。
PVと称する、バーでカラオケ歌ってるだけの映像がまだ残っていました。
普通にCD作っても利益出るくらいの金額取るんだから、せめてもう騙しは辞めて欲しいですね。

ここまできましたが、どこまで彼らが加害者なのか被害者なのか確証は無いので、仮名でここまで書いてきました。
全て実話です。
ここには出してないですが、当時は不安感もすごくあったので、連絡交換出来る作曲家さんやアーティストさんとも情報交換はさせて頂きました。

私の方はその後も趣味で音楽活動は続けています。
他の方もプロか、趣味でも楽しく続けて欲しいものです。

長々と読んで頂きありがとうございました。

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