胃カメラ(経鼻内視鏡)を初めて受けて、検査してきた感想など。

こんにちは、NKです。

元々胃腸は強くは無いのですが、ここ半年、やたら下痢や便秘を繰り返し、急性胃腸炎になったり、胃のムカつきや何だかよく分からないけど気持ち悪いってのが続くので、病院で検査を繰り返してきました。
初めに疑われたのがバセドウ病などで有名な甲状腺の病気。これは血液検査で分かるのですが、見事にスルー。
それで胃カメラを受けることにしました。
“何だかよく分からない不調”なので、自律神経が疑われてたのですが、まぁ、受けて何も無いなら安心かなって事で気軽に行きました。

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Contents

事前予約

胃カメラを受けたのは奈良の某クリニックです。
昔からお世話になってる近所の診療所で紹介状を書いてもらって、予約しました。

予約の電話で言われたのが、検査の前は絶食することです。
ここは夜間診療もしていたので、朝起きるのが苦手な私は、夕方に予約入れておきました。
朝は8時に取るのは大丈夫だけど、お昼は抜いてねってことで、とりあえずその日は食べずに行きました。

そして検査中にウトウトするお薬も使えるそうです。
でもこういうお薬を使うと、その日は運転などの危険になるようなことはしないでってことだったので、とりあえず電車で行くことにして、当日の気分で決めようかと思っていました。

とは言え、実際たかが経鼻内視鏡でしょ~、ウトウトするお薬使った方が後々眠くてしんどいじゃん、電車で帰らないといけないし、一日絶食したんだから早く家帰って何か食べたいじゃん。
と思った私は薬無しで受けることに(気持ち悪いって言ってる割に、食い意地張ってる人)
実際、お鼻から通すのは口から通すカメラよりも、オエッとえずくことが少ないらしくまだ楽な方なので、看護師さん曰く7割くらいの方は薬無しで受けられるそうです。

当日の初診

診察を受けて状況を話すと、ピロリ菌が無いかも調べたことないなら、今回調べてみようって言われました。
胃がんになる方の多くが持ってる菌らしいですね。

その後検査室に案内されました。
ここのクリニックの看護師さんがめっちゃ優しかった。
検査前にトイレに行くって言ったら気を利かせてコートとマフラー預かって先に持っていってくれたり。

もちろん検査前の説明もしっかりしてくれました。
最後に書くつもりだけど料金のことや、何か後遺症のようなものが出たときは対処しますってこととか。

検査前の処置

まず血圧図りました。相変わらず低血圧です。

次に薬を飲まさせられます。
貰った説明の紙には“消化管の運動を一時的に抑える薬”書かれてますが、看護師さんは胃液の泡を抑える薬ですね~って言ってましたね。
薬って言うから錠剤だと思ってたら、小さな紙コップ1/3~半分くらいに入ったら白濁色の液体を渡されました。
今すぐ検査始めるんだからそりゃそうだよね~、変な味したらイヤだな~とかを、ものの2秒程考えて飲み干しました。
味見する気が無かったので、どんな味か覚えてないですが、そんなにまずいって程じゃなかった気がします。
そして次は寝台に上向きで寝ます。
お鼻に止血のお薬を流すそうで、シュシュシュシュ~と片鼻づつスプレーしていきます。
スプレーされてる間は息を止めて、その後ゆっくり息をしながら、喉に流れてきた液体を飲み込む、という感じです。
これはちょっと苦いです。

次は麻酔薬。
止血のお薬と同様。初めは息を止めてお鼻から流して、同じく喉に流れてきたら飲み込むという感じ。
こちらの方がドロっとしたジェリーな液体。
そして喉の方にくるとツーンと染みてきます。
ちょっと目とかウルウルっとしてくる感じはありましたね。

これで前処置完了。
私の場合、右の鼻の方が通りが良いので、こちらに通すことにして、左を下にして横になりました。
右人差し指に心拍数を計るクリップ?を挟まれ、タオルで体を包まれました。

鼻から通す管、見たけど直径1センチ以上はあったような。しっかり見れないから分からないけど。

先生が来て検査スタート

鼻が麻酔ジェルでニュルニュルになってて、多少はジーンと麻酔が効いてるなって感じになってきてるお鼻に内視鏡通していきます。
お鼻の中に入れた後から照明を暗くされたし、目を開けて鼻からどんどん管が入っていく様子を見てても気分悪くなりそうだったので目を瞑りました。

私の場合鼻の奥がちょっと狭いのか、さすがにそこは痛かったですね><。
麻酔してても痛い。でもすぐに通り抜けて、麻酔のおかげでそこの痛みがずっと気になるって感じでは無かったです。

その後、皆きついと言う、喉ですよ。
私の場合、オエッとえずくというよりは、生理反応で咳き込むような感じです。
2回くらい咳き込みながら、先生の指示に従って、カメラを飲み込むようにするんですよね。
とりあえず飲み込み終わればきついのはすぐ終わりましたが、ここまでで生理反応で涙は出るし、ヨダレも出ます(笑)

その後は痛いとかは全く無く。
ただ、胃に入ったあとは、管が動いてるっていうのが何回か感じられたあと、空気を胃に入れるそうです。
お腹が膨らんだ感じは少しするのと、ちょっとだけゲップが出そうだけどこれは我慢してって言われたので、ちょっとだけ気持ち悪いな~と思いながら耐えます。
でも途中から慣れてくるので、ただ目を瞑って落ち着いて呼吸するだけですね。

一回だけ飲み込みをしたのですが、喉に管があるって実感はあるけど、そこでもえずく感じは無かったですね。
でも気持ち悪いんで、喉は締め付けずに我慢してまして、おかげで相当量のヨダレ出ます(笑)
口元にガーゼやらで受けてくれるので、ダラダラと汚いですが流しておきます。

で、色んなところをカメラ撮影後、ピロリ菌の検査に移ります~との声が。
やたら先生らの動きが激しくなった気がしたので、目を開けたら、胃の中まで通した管の中に、ワイヤーのような何かを通してるんですよね。
それで胃の中の組織をちょんと摘んで、また出す。
その動き、先生と看護師さんの連携プレイがやたら早くて職人技やと思いました(笑)
2回程繰り返してたのですが、後から教えてもらいましたが、胃ポリープが2個程あって、それを摘んでピロリ菌検査に回したそうです。

その後、胃の中の空気を取って、管を抜いて終わり。

始まってから最後までずっと、看護師さんが背中をさすってくれてて、それが一番助かりました。
気持ちの問題なのか分かりませんが、変な緊張が抜けるんですよね。
鼻通るとき痛いとか、咳き込むとかあったけど、割と冷静でいられたのは、背中さすってくれてたお陰かもです。
これを“天使のさすり”と呼ぼうかと思っています(笑)

検査後

お疲れ様でした~と、起こされて、とりあえず口の中に溜まった唾液を全部吐き出して、すぐに待合室で待っていました。
使い捨て用の布巾で口周りを拭いて、鼻から降りてくる麻酔ジェルを度々吐き出してたのですが、結構血液が混じってました。
痛かったもんね><。
そして麻酔はまだ効いてるはずだけど、鼻の奥とか喉がジンジンとひどい風邪をひいたときのような痛みですが、これも20~30分くらいですかね。
麻酔が取り切れる頃には無くなってました。

麻酔ジェルは吐き出してるうちに無くなってくるけど、寝る前に横になったときに出たのが最後でした。
変な味がするから気持ち悪い。
鼻の血液もその日と、次の日の朝に吐き出した痰に少し混じるくらいです。
よ~く見たら翌日は多少混じってるかもしれないですが、気にならない程度。

料金

私の場合、7000円と少しでした。(3割負担)
紹介状があるとどう値段が変わるのか知らないですが、ピロリ菌の検査も含まれております。
検査代金は全国一律のはずなので、処置によって多少前後するって感じですかね。

その後の胃腸の様子

お水などは検査の1時間後から、食事は消化の良いお粥などを検査の2時間後から食べれました。
胃が気持ち悪いのはしょっちゅうで慣れっこなので、もはやこれが検査のせいかどうかも分からないので、平気で白菜と白ネギ、豆腐と鳥のササミの水炊き作って大根おろしとポン酢で食べました(お粥などって書いてたのに無視)
とは言ってもさすがに量は食べれなかったですけどね^^;

ちなみに私の結果

一番軽い逆流性食道炎と食道裂孔ヘルニア、表層性胃炎、胃ポリープ2個でした。
ポリープはピロリ菌検査に使った為に無くなって、ピロリ菌も反応無しで安心。
ただ、逆流性食道炎と食道裂孔ヘルニアですね~。
食道炎なんて、唐揚げ食べながらビール飲みまくるオジサンがなる病気って思い込んでたので、ちょっとショックですよね。
お酒もほとんど飲まないし、暴飲暴食してる感覚無かったのですが、強いていうなら寝る前2~3時間はあまり食べない方が良いとのこと。
この時間帯に食べることも多々あるな~と反省しました。

お薬も貰ったので(別の薬局行ってきた)しばらく様子見てみますが、もし良くならなければ、機能性胃腸症(FD)とか過敏性腸症候群(IBS)等の自律神経の影響も強いような病気の可能性もあるそうですね。
まぁ、難しい状況ですが、とりあえず生活習慣を少し変えようと、自分にしっかり言い聞かせれる良い機会になりました。
今、33歳でこれだもん、10年後20年後どうなるか考えると、あまりひどくならないようにしていきたいものです><。

最後に

胃カメラって敬遠されがちですが、異常を感じている方なら調べてみた方が良いかもです。
ちょっとだけ疲れてしまうので、その日はゆっくり寝れるようにしておくことをオススメします(笑)

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